任意整理でリボ払いがスッキリ解決!返済期間を短縮できる理由を解説

借金がある方の多くは「リボ払い」を利用しています。月々の負担が少ないため、ちょっと高い買い物もできてしまうからです。

私自身、20代の頃はリボ払いばかり利用していました。革ジャンやビンテージジーンズなど、一着が数万円もする商品が簡単に購入できたからです。

しかし、ある時ふと思いました。

「この返済はいつまで続くんだろう……」

リボ払いが怖いのは、月々の支払いが少ないから誰でも簡単に借りられてしまうところです。

そして、リボ払いほど「任意整理」で減額することで完済が見えてくる契約はありません。

今回は、リボ払いの減額に最適な「任意整理」について解説します。自分にも当てはまるという方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

リボ払いの返済が終わらない理由

リボ払いの支払いがなかなか終わらない理由は、利率が高めに設定されているからです。

一般的に分割払いが年率12%であるのに対して、リボ払いは15%であることが多いからです。

つまり、返済額には利息が上乗せされているため、毎月の返済はほとんど利息を払っているよう状況にな陥る場合もあるのです。

しかも、リボ払いは月々5,000円や10,000円の定額払いであるため、一向に借入残高が減らない仕組みなのです。

リボ払いを任意整理した場合の効果

リボ払いを任意整理した場合、どのような効果が期待できるのかご紹介します。

借入先からの督促がストップ

任意整理の手続きに入ると、借入先からの督促が止まります。弁護士・司法書士に依頼すると「受任通知」が借入先に送付されることで、以後の督促は法律で禁止されているからです。

手続き直後は借入先からの電話もありますが、無視しておいて問題ありません。なぜなら、以後の対応は弁護士・司法書士が代理するからです。

かかってきた電話には出ず、電話番号を着信拒否に設定しておけば精神的にラクになります。

任意整理を依頼したあとは自分で対応する必要はありませんので、安心して弁護士・司法書士の先生におまかせしましょう。

返済が停止するので生活が安定する

任意整理の手続きに入ると、一時的に返済する必要がなくなります。弁護士・司法書士が借入先と交渉して、返済可能な条件で合意するまでは返済が免除されるからです。

返済がストップしますので、生活が一気にラクになります。

しかし、金銭的に余裕が生まれたからといって自由に使って良いわけではありません。弁護士・司法書士への報酬を積み立てておくことになるからです。

この、弁護士または司法書士への報酬を積み立てることを「履行テスト」ともいいます。

履行テストは、任意整理の交渉を進めるうえで重要な役割をもちます。返済意思や返済能力があることを主張し、好条件で合意するための材料となるからです。

また、借金グセを直して生活を立て直すための「スタートライン」ともいえますので、返済が停止したからといって気を抜かないようにしましょう。

利息をカットできるので返済が進む

任意整理に手続きでは、利息の支払いがなくなるため確実に返済がすすみます。任意整理の手続きでは、「将来利息を免除する」という内容で合意する場合がほとんどだからです。

リボ払いは利息の負担が大きいため、元本がなかなか減らないという欠点がありました。

しかし、任意整理で合意して以降の返済に対しては利息が上乗せされないため、確実に元本を支払うことができます。

なかなか返済できなかったリボ払いも、任意整理をすることで完済が見えてきます。

家や車などの財産を守ることができる

任意整理の手続きでは借入先ごとに手続きするため、大切な財産を手放す事態にはなりません。

個人再生や自己破産の手続きはすべての財産が返済の対象となるため、「資産価値あり」と認められれば没収されてしまう可能性があります。

しかし、任意整理は手続きする借入を選択できるため、住宅ローンやカーローンの返済は、任意整理せずに従来どおり支払い続けることができるからです。

家や車は生活していくうえで欠かせません。大切な財産を守りつつ借金整理できるため、任意整理は多くの方が利用しています。

任意整理にかかる費用は比較的安価

任意整理は、他の手続きに比べて弁護士・司法書士費用が安価です。個人再生や自己破産に比べて準備する書類が少なく、手続き期間も3ヶ月から6ヶ月程度と比較的短期で完了できます。

任意整理を依頼した場合、費用は1件につき5万円が相場です。弁護士・司法書士ともに、おおむね同じような料金設定です。

ただ、任意整理は司法書士の先生が積極的に取り扱われており、価格も安い傾向にあります。

実際に相談する際には、2~3社程度見積もりをとってきるとよいでしょう。

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リボ払いを任意整理する場合の注意点

リボ払いを任意整理した場合における注意点をご紹介します。

元金は減額対象にならない

任意整理をしても、実際に借り入れした元本は減額されません。減額の対象は「利息」についてだからです。

任意整理後は残金(元金)のみの返済となるため、返済分はすべて元本の支払いにあてられます。

任意整理で元本そのものは減額とはなりませんが、利息がカットされるため確実に完済への道がひらけます。

ブラックリストに登録

任意整理をすると「ブラックリスト」に登録されます。手続き後、だいたい5年間は新たな借入をすることが制限されるのです。

「ブラックリスト」とは、実際にそのようなリストがあるわけではなく、「信用情報」が銀行や金融会社等に共有される状態をいいます。

そして、信用情報は一旦共有されると一定期間は借入がまったくできなくなります。個人再生は約7年、自己破産の場合は10年間は借入ができなくなるのです。

任意整理することでブラックリストに登録されてしまいますが、5年程度経過すれば従来どおり借入が可能です。

公共料金等の支払い方法を事前に変更しておく

公共料金等をクレジットカードで支払っている場合、任意整理の対象になっていると不便です。

任意整理の手続きに入るとクレジットカードの利用ができなくなるため、公共料金等の支払いができなくなるからです。

任意整理の検討に入ったのであれば、公共料金等の支払い方法を変更しておきましょう。

変更手続きをせずに任意整理した場合、電話や電気、水道が止められてしまいます。

ETCカードは使えなくなる

任意整理の対象としてクレジットカードを含めた場合、クレジットカードに付帯したETCカードの利用ができなくなります。

ETCカードは、クレジットカードの利用権限がベースとなっているためです。

任意整理の検討に入った場合は、ETCカードの利用を取りやめて現金払いやデビットカードでの支払いに変更しましょう。

借入先によっては減額交渉が難航する

任意整理の手続きがすべて上手くいくとは限りません。借入先によっては、交渉が難航する場合もあります。

こちらが提示した条件で合意できなければ、任意整理の対象から外して従来どおりの返済を続けなければいけなくなります。

減額できず支払い不能となれば、個人再生や自己破産を選択するしかありません。リスクも高いため、できるだけ任意整理による解決が理想といえます。

任意整理の交渉は、経験豊富な弁護士・司法書士に依頼することが鉄則なのです。

クレジットカードの利用枠について

クレジットカードには「ショッピング利用枠」と「キャッシング利用枠」がついています。

ショッピング・キャッシングともに利用していた場合、一方だけを任意整理の対象から外して手続きすることはできません。

ショッピング利用枠を任意整理する場合は、キャッシング利用枠も一緒に任意整理しなければいけないため注意が必要です。

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リボ払いを続けるリスク

リボ払いによる返済を続けた場合、どのようなリスクが考えられるのか解説します。

高額な買い物を繰り返してしまう

リボ払いの性格上、完済していないのに新たに利用できてしまいます。返済総額は増えますし、利息も上乗せとなるため完済がいつになるかわかりません。

また、「限度額までなら借りられる」という誘惑から、金銭感覚が完全に麻痺してしまいます。「限度額」は借金であるにもかかわらず、「自分のお金」であると勘違いしてしまうのです。

この負の循環を改善するには、強制的な措置が必要です。

任意整理をすれば、利息をカットできて新たな借入が制限されるため、強制的に借金グセを直すことができます。

返済が終わらず生活が困窮する

リボ払いを限度額まで利用していると、月々の返済額もそれなりに高額になります。

毎月3千円や5千円の返済で済んでいるうちはいいですが、限度額まで借りると月々数万円の返済が必要となります。

もしも、急に他の出費が必要になったらどうしますか? 急に仕事を失ったり、あなたが入院することになったりしたら返済できるでしょうか?

何も手を打たず、現状を維持できているのも時間の問題です。最悪の事態を迎えるまでに、最善の方法で対処することが重要なのです。

まとめ

今回は、リボ払いを任意整理した場合にどうなるか解説しました。

リボ払いは本当に怖い契約方法です。月々の支払いは少ないけれど、利率が高いのでなかなか元本が減りません。

生活が詰むまえに、強制的に生活を立て直す準備に入りましょう。「明日、宝くじが当たってハッピー」なんて夢はありません。

現実を見つめて、早めに対策することをおすすめします。

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