20代前半で債務整理は恥ずかしい?借金整理は早いほうが良い5つの理由

「20代前半で債務整理なんて恥ずかしい……」

そんな思い込みがあるために、苦しい返済を続けている若い人が多いです。債務整理は多額の借金が返済できない場合に認められるものであって、「少しの借り入れなら頑張って返済すべきだ」というイメージがあるからかもしれません。

実際、私が20代だったころは「債務整理」という選択肢など考えられませんでした。

わたし
リボ払いにすると高額商品が自分の収入でも買えるから、つい見栄を張って買ってしまうんですよね……(汗)
先生
20代・30代の方に多いですが、リボ払いは絶対に利用してはいけません! 利率が高いのに月々の返済額が少ないため、月々の返済は利息を支払っているようなものだからです。

だからこそ、債務整理をして借金体質も見直さなければいけません。それに、若いからこそ債務整理した方が良い理由があるんですよ!

20代は、お金がいくらあっても足りません。欲しいものがたくさんあって、つい借金してでも買いたくなってしまうからです。

私が20代の頃は、アルバイト代をあてにして、クレジットカードで服やカー用品を買いまくっていました。しかも、リボ払いや分割払いがほとんどなので、毎月の返済はそれほど多くありません。

しかし、これが大きな間違いでした。

利息はどんどん膨らんで、気付けば利息分しか返済していない状態になってしまいます。しかも、本人は「きちんと返済している」と思っているから困りものです。

このような状態に陥ると、返済不能になるのは時間の問題です。

だからこそ、債務整理することで根本的に解決しなければいけません。

そこでこの記事では、若い世代がなぜ債務整理した方が良いのか? 筆者の体験から得た教訓をベースにお話ししたいと思います。

20代だからこそ債務整理がおすすめ

債務整理をしたからといって、目に見えて何かが変わるというものではありません。少しずつ感じてくるのが、「お金に余裕が生まれた」ということではないでしょうか。

実際、債務整理をすると生活に余裕が生まれます。借金が少なくなったり、免責(借金がゼロになること)になったりすることによって、返済というストレスが大幅に減るからです。

この、借金がないという安心感は非常に大きいです。

そこでこの項では、債務整理によって生活はどう変わるのか? 私自身が感じたことをベースに、デメリットも交えてお答えします。

債務整理後のデメリット

よく聞く話しですが、債務整理をすると新たにお金を借りることができません。クレジットカードは利用できなくなりますし、ローンを組むこともできません。

実際、私が債務整理したときは、クレジットカード会社から「カード利用停止」についての案内が一斉に送られてきました。

ただ、借入ができないということはポジティブに捉えるべきだと思います。

クレジットカードで買い物をすると、「お金を使っている」という感覚が麻痺してしまいます。目に見えてお金が減るわけではないため、ついつい高額な商品でも買ってしまう傾向にあるからです。

しかし、クレジットカードが使えなくなれば「現金払い」という選択しかありません。使えば、お金が目に見えて減りますから、無駄遣いしなくなるというわけです。

さらには、「お金を貯める」という意識も高まります。

私は、現金払いが中心の生活になったことで、「お金を使うのが勿体ない」という気持ちになりました。その結果、少しずつではありますが貯金を始めるまでに変化したのです。

借金で苦労しましたから、お金が貯まるということが刺激になったのかもしれません。だから、新たな借入はできなくなったものの、結果的に良かったと思っています。

現金払い中心の生活になるからといって、困るようなことは特にありません。店頭での支払いはもちろん、ネット通販でも「支払方法の選択」は自由にできるからです。

わざわざクレジットカードを使って後払いにする必要はありません。クレジットカードは、利息を支払うことで支払いを先延ばししているだけだからです。

一方、現金払いにすることで「無駄な買い物」をしなくなります。クレジットカード払いと違って、目に見えて現金が減ってしまうからです。

どうしてもカード払いが良ければ、「デビットカード」を発行することをおすすめします。銀行口座に残高があれば、クレジットカードと同様に使うことができるからです。

もちろん、口座に残高がなければ使用できないため、「ついつい使い過ぎてしまった」というような状態は避けることができます。

なにより、借金体質を改善していくという目的が、強制的に達成できてしまいます。そういう意味からも、現金払い中心の生活にはメリットもあるのです。

債務整理後のメリット

借金があると、知らず知らずのうちにイライラが募ります。四六時中、お金のことばかり考えてしまうので、無理もないのですが……

私も、母親にはキツく当たってしまいました。金銭的にギリギリだと、心も一杯一杯で一切の余裕がなくなってしまうんですね……。実際、もう一歩で「うつ」になりそうな状況まで追い込まれてしまいました。

でも、債務整理でお金の悩みが解決すると、気持ちが一気に前向きになります。表情が明るくなり、自然と家族との会話も増えるのです。

正直、母親に借金のことを話した時はショックを受けていました。もう少し早く気づいてたら、債務整理しなくて良かったかもしれません……。

でも、やっぱり親ですね。私の失敗を受け止めてくれました。そして、債務整理しようと決めたのです。

家族との関係が壊れると、自分自身も苦しくなっていくだけです。まずは、自分を苦しみから開放してあげましょう。自分の心にゆとりができると、家族関係も良好になっていくのです。

20代の借金整理におすすめの手続き

ここで、若い方におすすめの債務整理方法を2つご紹介します。一つは「任意整理」、もう一つは「自己破産」です。

なかでも、「自己破産」という言葉に拒絶反応を示す方は多いと思います。

しかし、実際には意外なほど影響はありませんので、「借金で首が回らない」という方は、検討すると良いでしょう。

それでは、任意整理と自己破産をおすすめする理由について解説します。

借入金額が少額なら任意整理がおすすめ

わたし
任意整理って、どういう人に向いているのかな?

メリットやデメリットについても知りたいな。

先生
任意整理は、誰にでも向いている手続きではありません。自分に向いている手続きなのかどうか? しっかり考えてみることが大切です。

あわせて、メリット・デメリットについても理解しておくといいですね。

任意整理とは、裁判所を通さずに借入先と直接交渉する手続きです。借金には利息がつきますが、任意整理をすると将来利息(完済するまでにかかる利息)をカットしてもらうことができるのです。

とくに「リボ払い」は利息の負担が大きく、完済までの道にりが長くなるのが特徴です。

しかし、任意整理をして利息がカットされれば、確実に完済を目指せるのです。

とはいえ、借金が「ゼロ」になるわけではありません。具体的には、減額後の借金を3年かけて返済していきます。

たとえば、減額後の借金が100万円なら、月々28,000円くらいで3年間返済することになるのです。もちろん収入にもよりますが、毎月返済にあてられるお金が3万円を超えるキツくないでしょうか?

私個人の印象ですが、借入総額が150万円程度の方であれば任意整理で減額して返済した方が良いと思います。

任意整理のメリットとしては、家族に内緒で手続きできるという点です。

理由としては裁判所を利用しないため、家族分の書類を提出する必要がないからです。内緒で手続きできれば、心配掛けずにすみますよね。

以下は、「リボ払い」の一例です。リボ払いは月々の負担は少なくすむのですが、返済期間が長期化するためおすすめできません。

以下は、100万円を借りて月々15,000円ずつ返済した場合です。

100万円・年12%任意整理しない場合任意整理した場合
月々返済額15,000円28,000円
返済期間8年3年
支払総額1,503,088円1,000,000円
弁護士・司法書士費用120,000円

じつに、元本の半分以上が利息としてプラスされているのがわかります。

このように、「リボ払い」は将来に渡って利息を払い続けなければいけない最悪の手続きです。

このようなケースでは、「任意整理」を利用する効果は大きいといえます。借入金額が小さい場合、利息の返済がなくなるだけでも負担は大幅に軽減できるからです。

返済困難なら自己破産がおすすめ

自己破産といえばイメージが良くありませんが、実際は意外なほど影響が少ないのです。

20代で自宅の登記名義人である方は少ないと思いますので、競売で家を失う心配もありません。

自己破産して失うのは、「本人の財産だけ」です。

例えば、車や預貯金などで20万円以上の財産価値があれば没収される可能性はあります。

しかし、現状で生活が回らないほど借金の存在が大きいなら、迷わず自己破産がおすすめです。

弁護士費用は任意整理に比べると高額ですが、「法テラス」の立替制度を利用すれば、月々5,000円で自己破産できます。

利用するには条件がありますが、20代なら高確率で利用できるはずです。とりあえず、弁護士さんに相談してみると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

債務整理は良くないイメージがありますが、決して悪いことではありませんし、難しくもありません。誰もが、悪気があって借金を背負ったわけではないので、卑屈になることはないのです。

債務整理は、国がつくった生活弱者を救済するための制度です。借金を減額(免責)して、生活を立て直すために設けられた制度ですから、悪びれることなく利用すべきと考えます。

「借りたものは返すのが当然だ」という意見も当然ありますが、さまざまな事情で返済困難になる方が多いというのも現実です。

「無理してでも返さないと…」と考えるのではなく、無理せず解決することも検討してください。身体を壊してからでは遅いですからね!

  1. 任意整理
  2. 自己破産

この順番で相談してみるのが理想的です。自己破産は免責されれば借金がゼロになりますが、ブラックリストが10年と長いため、長期的に見ると不便な場面も多々あるからです。どちらの手続きも専門家に相談すれば、半年から1年で解決できます!

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