債務整理するとパスポートの申請や使用が制限されるのか解説

わたし
夏休みや年末年始に海外旅行に行くことがあるんだけど、債務整理するとパスポートが失効するのかな?

再取得もできなくなるって聞いたけど……。

でも、海外には行きたいから、もう少し債務整理せずに返済を頑張っていくしかないかなぁ。

借金は何とかしたいんだけどなぁ。。

債務整理をすると、パスポートが取得ができないと聞いたことはありませんか? また、新たに取得することができなくなると聞いたことはありませんでしょうか?

債務整理をすると、借入が制限されるなどさまざまな制限があります。当然、パスポートの使用や取得ができないとしても、不思議ではありませんよね。

そこでこの記事では、債務整理をするとパスポートの使用や取得に影響があるのか? という疑問にお答えします。

持っているパスポートは失効しない

債務整理をしても、すでに持っているパスポートが失効することはありません。

引き続き所持することができ、使用するについても問題ありません。また、パスポートの更新についても同様であり、問題なく再発行してもらえます。

わたし
パスポートが使えなくなるわけじゃないんだ!

良かったぁ。

また、債務整理をしたことがパスポートに記録されるわけではありませんので安心してください。

パスポートの取得が制限される場合

パスポートの取得については、旅券法により規定されています。

以下の条件に該当する方は、パスポートを取得することができません。

  1. 渡航先の法律により、入国が制限されている人
  2. 死刑、無期懲役、若しくは懲役2年以上にあたる刑の疑いで、逮捕状・勾引状・勾留状等が発行されている人
  3. 禁固3年以上の刑に処せられ、その執行が終わるまでの人
  4. パスポート等を偽造して、刑に処せられた人

引用元:旅券法第13条より一部抜粋

パスポートの偽造や、その他の犯罪歴がある人については、パスポートの発行が制限されています。

しかし、債務整理した人は制限の対象になっていません。

債務整理したからといって、海外旅行に行けなくなるわけではないのです。(よかった……)

ただし、自己破産については制限がありますので、次の項を参考にしてください。

自己破産手続き中にパスポートを取得する際の注意点

自己破産の手続き中でも、パスポートを取得することはできます。

ただし、パスポートを取得する行為が問題視される可能性があります。なぜなら、「海外旅行に行けるほどお金がある」と、疑われても仕方ないからです。

とくに、借入先に海外旅行に行くという情報が伝わらないようにしなければいけません。また、相談先である弁護士・司法書士事務所でも、

当然のことですが、「お金が払えない」から自己破産を選んだわけです。借入先にバレれば、良い印象をもたれるはずがありません。「海外旅行するお金があるなら返せ!」といわれるのが普通でしょう。

場合によっては、「財産を隠していた」と判断され、破産手続きそのものが無効になることも考えられます。

ただ、パスポートの取得についてはさまざまな事情があるでしょう。たとえば、海外出張のためにパスポートが必要になる場合もありますよね?

しかし、そのような事情を知らなければ、疑われても仕方ありません。まずは、弁護士・司法書士の先生に相談してみましょう。

自己破産手続き中のみパスポートの使用が制限される

自己破産手続き中は、パスポートを使って海外に行くことが制限されます。

自己破産手続き開始から終了までの期間は、パスポートを使って海外に行くことはできません。

制限される期間は、自己破産後の手続きによって異なります。同時廃止の場合は6ヵ月程度、管財事件の場合は最低1年は海外に行くことができないのです。

さらに、自己破産手続き開始から決定までの間は、許可を得なければ国内の移動も制限されます。つまり、自己破産した場合には、国内の旅行についても居所を明らかにしておく必要があるのです。

ただ、裁判所の許可を得られれば海外への渡航が許可される場合もあります。どうしても海外に行く必要があるなら、まずは弁護士・司法書士に相談してみましょう。

借金問題の解決には債務整理が一番

借金は地道に返済するより、債務整理した方がよい場合があります。債務整理は国がつくった強制力のある制度であるため、いくら借入先が強硬な態度に出ても対抗することができるからです。

もしもあなたが、毎日かかってくる督促の電話に怯えているなら、ぜひ、債務整理を検討してください。きっと、あなたが抱える悩みは解消できるはずです。

借金の悩みは、家族であっても相談しにくいものです。「金の切れ目は、縁の切れ目」といわれるように、家族の絆が壊れる原因にもなっているからです。

しかし、このままギリギリの返済を続けていくことなどどできません。生活していくなかでは、予期せぬ出費は避けられないからです。たとえば、家族が入院したり、冠婚葬祭が続けば、返済に充てられるお金が捻出できるでしょうか?

いまは大丈夫かもしれませんが、半年後、一年後も順調に返済できるかどうかはわからないのが現実です。

債務整理は、早めに相談するのが一番です。ギリギリ返済できているうちに専門家に相談できれば、適切なアドバイスを受けることができるからです。

海外旅行の予定から逆算して債務整理を計画する

夏休みや年末年始に海外旅行に行くなら、少し余裕をもったうえで債務整理の手続きに入るとよいでしょう。

実際に影響を受けるのは、自己破産した場合だけです。

たとえば私の場合ですと、手続き開始から免責を得られまで4か月程度かかりました。私の例でいえば、この4か月間は海外旅行だけでなく、国内旅行に出掛けることも制限されるのです。場合によっては、半年から一年程度かかる場合もあります。

裁判所の許可を得れば出掛けることもできますが、レジャーとしての旅行では、なかなか許可が得られないかもしれません。

夏休みや年末年始に海外旅行を計画するなら、早めに債務整理の手続きを進めることが大切です。

正式に依頼する前であれば、相談は無料で受けられます。ぜひ一度、弁護士・司法書士事務所に問い合わせてみてください。

まとめ

いかがでしたか?

債務債務の手続き中であっても、パスポートを取得することができます。

ただし、自己破産の手続きが終了するまでのあいだは、海外へ渡ることはもちろん、国内での移動も制限されます。(裁判所の許可を得られれば可能となる場合もあります)

パスポートの利用が制限されるのは、自己破産手続き後の一定期間だけです。免責が受けられれば、すぐに海外へ行くことも可能なのです。

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