奨学金が返済できない方は必見!保証人を気にせず債務整理する方法

奨学金返還は 債務整理に 不向き
わたし
大学に進学するとき奨学金を借りたけど、会社が倒産して返済が厳しくなってきた……。

他にもカードローンの支払いもあるから、このままだと破産するしかないのかなぁ……。

 

先生
奨学金の返済ができずに自己破産する方が増えてきましたね。

でも、安心してください。自己破産せずに借金を整理する方法はありますよ!

 

大学や専門学校に進学する際に、奨学金の借入を利用する方は多いです。

背景には、子どもの教育資金を出せない親世代が増えてきたことがあげられます。また、高校の進路指導でも奨学金利用のハードルが下がってきたこともあげられます。

奨学金の返済は、毎月一定額を何十年もかけて返済しなければなりません。収入が途絶えてしまったら、途端に返済困難になってしまいます。

しかし、奨学金を簡単に債務整理するわけにはいきません。

保証人を立てることが必須のため、家族や親戚に迷惑をかけることとなるからです。関係を悪くしないためにも、保証人に影響しない借金整理方法があれば知りたいところですよね。

そこでこの記事では、連帯保証人に迷惑をかけずに借金を整理する方法をお伝えします。

奨学金の返還が困難になる背景

そもそも、なぜ奨学金の返済に苦しむ方が増えてきたのでしょうか。まずは、奨学金の返還が困難になる背景から見ていきましょう。

毎年、奨学金の返済が困難な方は増加傾向にあります。

奨学金の貸し出しをおこなっている「日本学生支援機構」の調査では、奨学金の返済ができずに自己破産する方が増えているのです。

下記の表は、本人が自己破産したことで、保証人が返済することになった件数です。

年度保証人による返済件数保証人による返済金額
平成17年度32,119
平成18年度117,455
平成19年度2437,907
平成20年度268349,470
平成21年度19293,131,958

詳しくは日本学生支援機構公式ホームページをご覧ください

「奨学金の返済が難しい」ということを理由に、自己破産する方は毎年およそ2,500人です。理由はさまざまですが、予定通りの収入が得られていないことが原因ではないでしょうか。

たとえば、就職活動がうまくいかず、非正規雇用で働きだした場合、なかなか収入は安定しないでしょう。あるいは、採用された企業の業績が悪くなり、倒産や給料の減額というケースもあるかもしれません。

そのため、奨学金を借りた当初には予想していなかった理由から、返済が苦しくなり、結果的に自己破産に至るということなのです。

奨学金返還期限猶予制度の利用者増加

奨学金の「返還期限猶予制度」を利用して、返済期限の猶予を希望する方が増えてきました。

返還期限猶予制度により、年収300万円以下の方の場合、最長で10年間は返済を猶予してもらえるようになったのです。

返還期限猶予制度を利用するには、「奨学金返還期限猶予願」を提出しなければいけません。経済状況などが審査され、承認されれば一定期間は返還が猶予されるのです。

ただし、借金が減額されるわけではりません。

返済総額は変わらないため、安定した収入が得られるよう生活を立て直していく必要があります。

奨学金の返還を遅延・滞納した場合のリスク

奨学金の返還が遅れたり、返せなかったりすると、様々な問題が起こります。

たとえば、クレジット会社の遅延損害金と同じように、利息を支払わなければいけなくなるのもリスクの一つです。

滞納すると年2.5%~10%の延滞利息がつく

返還期日までに返還されない場合は、年2.5%~10%の延滞金が課せられます。利率は一般的なクレジットカード会社と比べると低いですが、「無利息奨学金」であっても課せられるのが特徴です。

奨学金も金銭債権であるため、滞納者に利息を請求することができるのです。

具体的には、借入金額や期間によって利息額が異なります。

奨学金の種類延滞金の内容(年率)
無利息奨学金の場合2.5%~5%
利息付奨学金の場合5%~10%

上記の内容は簡易版ですので、詳しい内容については日本学生支援機構のホームページをご覧ください。

日本学生支援機構

また、「債権管理回収業に関する特別措置法」では、以下のようにも定められています。

特定金銭債権の回収が緊急の課題である場合、債権回収業者に回収を依頼することができる。

法務省HPより一部引用

つまり、「奨学金を滞納する人に対しては、”取り立て屋”をつかってでも返してもらいますよ!」という意味合いなのです。

怖い人が取立に来たら嫌ですよね……。

このように、延滞すればするほど厳しい状況に陥るのです。

ブラックリストに登録され借入ができなくなる

返済が開始してから6ヵ月時点で、延滞が3ヵ月以上ある場合、個人信用情報機関に信用情報が登録されます。

つまり、ブラックリストに登録されるということです。

日本学生支援機構は、個人信用情報機関に滞納者の情報を提供することで、過剰貸付や多重債務化への移行を防止しているのです。

具体的には、滞納者の氏名や住所、生年月日、電話番号だけでなく、勤務先の情報等が登録されます。

個人信用情報機関に登録されると、住宅ローン契約やクレジットカードの発行ができなくなります。

「そろそろ家を建てたいなぁ」と思っていても、審査に通らないことになってしまいますので、気をつけなければいけません。

奨学金の返還は債務整理できるのか?

奨学金は、一般的な借入より返還に厳しいといえます。返還されたお金は、次の奨学生に貸し出されることになっているため、確実に返済することが求められているのです。

そのような背景もあり、督促は非常に厳しいものとなっているのです。

奨学金は任意整理に不向き

もともと奨学金は金利が低いため、仮に任意整理しても借金の減額効果はあまりありません。

以下の表は、奨学金とクレジット会社の返済について比較してみました。返済期間は違いますが、これだけ利息に差があるのです。

 借入総額利率返還機関返還総額
奨学金24000003.0%15年3,018,568 円
カードローン240000015%5年3,425,750円

上記の表で示したとおり、奨学金の返還を任意整理することは現実的ではありません。利率が低いため、任意整理して利息の返済がカットされても、減額効果は期待できないからです。

債権者JASSOは任意整理に応じない

日本学生支援機構(JASSO)は、奨学金の借り入れを任意整理することに合意しないケースが多いです。

奨学金は連帯保証人・保証人を立てることが借入の条件となっています。

たとえば、本人が返済できなくなった場合には、連帯保証人が代わりに返済することになります。また、連帯保証人が返済できない場合には、保証人に請求書が届くこととなります。

知らないうちに多額の借金を抱えてしまった結果、保証人も自己破産する結果となることが多いのです。

子どもが債務整理した結果、親や親戚のおじさんが自己破産するのは嫌ですよね……。

このように、奨学金は利息は少ないものの、返済が困難になった場合には厳しい督促があるということを理解しておきましょう。

◆補足◆

JASSOの奨学金とは

経済的理由で修学が困難な優れた学生に学資の貸与を行い、また、経済・社会情勢等を踏まえ、学生等が安心して学べるよう、「貸与」または「給付」する制度です。

日本学生支援機構HPより抜粋

任意整理すれば保証人が返済する

本人が返済できない場合は、連帯保証人・保証人が、本人に代わって返済することとなります。

奨学金を借りるには、連帯保証人・保証人を立てることが条件となっているため、本人にかわって返済する義務があるからです。

具体的には、本人が返済できなくなった場合、連帯保証人・保証人に対して、文書や電話での督促が行われます。

場合によっては、自宅に訪問することもあるようです。

一方で、任意整理により本人は返還を免れることとなります。

しかし、かわりに連帯保証人・保証人は、本人に対して返還を請求できるようになりますから、借金がなくなるわけではないというのが現実です。

自己破産した場合も同じです。本人は奨学金の返還を免れますが、最終的には保証人からの請求を避けることはできません。

まとめ

いかがでしたか?

奨学金の返済は、債務整理には向いていません。借金はなくならないうえに、保証人との関係も悪化するという最悪の事態に陥ります。

奨学金以外の借金を任意整理できないか考えてみましょう。

奨学金以外の借入を任意整理すれば、トータルでの返済額は少なくなります。その結果、保証人に迷惑をかけずに奨学金の返済も継続することができるのです。

奨学金そのものを減額するのではなく、違った視点で借金問題と向き合うことが大切です。

先生
今回の記事はいかがでしたか? 当サイトは、安心して債務整理をするための知識や経験を紹介しています。ぜひ、ほかの記事も読んでみてください。

「安心債務整理」のサイトマップはこちら

【参考】債務整理に強い事務所えらびでスピード解決

弁護士や司法書士は、債務整理の専門家です。面倒な手続きはもちろん、借入先との難しい交渉も全て代行してもらえるので安心です。

債務整理はお金をかけずに手続きすることもできますが、何から始めたらよいかも分からないまま、時間ばかりが経ってしまいます。

  • 仕事を辞めずに債務整理したい
  • 家族に内緒で手続きしたい
  • 取り立ての恐怖は嫌

など、プロにお願いすれば容易に解決できることばかりです。

債務整理は国がつくった生活弱者を救済する制度であり、安心して利用することができます。

当サイトでは、アストレックス司法書士事務所をおすすめしています。

実績も豊富で、相談者の立場に立った誠実な対応で、とても好感がもてたからです。事務所は大阪にありますが、任意整理なら全国対応してもらえますので気軽に問い合わせてみるとよいでしょう。

アストレックス司法書士事務所正式に依頼するまでの相談は無料ですので、事前に聞きたいことをリストアップしておくとよいでしょう。

通常、司法書士は不動産登記を業務の中心としておこなっています。

しかし、アストレックス司法書士事務所は債務整理に力をいれており、ヤミ金対応についての実績もあります。誠実な対応で決して冷たくあしらわれることはありませんので、安心して相談することができるでしょう。

債務整理は裁判所や借入先との交渉が必要であり、とくに専門知識が求められます。

法律問題といえば弁護士しか相談できないと考えがちですが、じつは司法書士の方が債務整理の受任件数が豊富なのです。

借金問題は、一人で悩んでいても何も解決しません。そして、専門家への相談が早ければ早いほど、短期間で借金のない穏やかな生活を取り戻せるのです。

はじめての相談は緊張しますが、私の経験から言っても、早ければ早いほど良いと感じました。ぜひ、借金のない明るい未来を回り道せずに手に入れてください!

アストレックス司法書士事務所

CTA


CTA

自己破産経験者の筆者おすすめ
債務整理の相談窓口

債務整理の相談は、実績豊富な事務所を選ぶことが大切です。

あなたに最適な事務所を見つけてください↓